「子を産んで一人前?」 実名・顔出しで伝える不妊のリアル | わたしの選択あなたの選択
「childbearing して一人前?」という声に背を押されながらも、答えの出ない問いと向き合う女性たちがいる。ウェブメディア「UMU」は2016年から、fertility treatment やparenthood をめぐる個人の選択を、実名と顔写真で伝えるという先駆的な取り組みを続けてきた。10周年を迎えた今、その背景には、社会の固定観念に押しつぶされそうになりながらも、personal story を言語化し、共有したいという強い思いがある。
代表の西部沙緒里さんは、乳がんで不妊を宣告された経験を持つ。自身の治療体験をもとに「一人で頑張らない妊活」をテーマに会社を立ち上げた。当時、不妊や仕事との両立に悩む人は多かったが、話しづらく、social pressure にさらされる状況が多かった。「taboo にせず、みんなの話題にしたい」という思いから、実名・顔出しをあえて採用。資金も少なく、試行錯誤の連続だったが、「slowly でも続けよう」という方針で、一歩ずつ信頼を積み重ねてきた。
副編集長の瀬名波雅子さんは、不妊治療中の心身の疲弊を経て、この活動に関わるようになった。「がんばれば成果が出る」という常識が通用しない現実に、感情的な葛藤を感じたという。一方、編集スタッフの青木佑さんは、福祉の現場で「健常者中心の社会」に違和感を持ち、uncertainty の中で産む・産まないを決断できない状況を率直に語る。渡辺絵美さんは不育症と診断され、流産を繰り返した経験から、「support になる記事」としてUMUに出会い、今ではそれを他者へと繋げている。
UMUが伝えたいのは、不妊治療の経験だけではない。特別養子縁組の夫婦、子どもを持たない女性、医療ケア児を亡くした家族、single man の選択まで、多様な生き方を紹介している。瀬名波さんは「家族の形は多様で、結婚した男女だけの話じゃない」と強調する。たとえば在日コリアンの同級生が「子どもはいらない」と語る記事も掲載。その反響から、このテーマが持つuniversal を再認識したという。社会に「あるのに、ないことにされている」声を届けることが、メディアの使命だと彼らは信じている。
「産む、産まない、産めない」——どれも現実の一部だ。固定観念が今もなお背後でうごめく中、UMUは当事者のreal voice を丁寧に拾い続けている。それは単なる体験談ではなく、social change への静かな一歩だ。後編では、「産まない理由」を問われる女性たちの現状に迫る。毎日新聞とHanasoneが開催するオンラインイベント「産む、産まない、産めない どれも私」では、野田聖子氏と甘糟りり子氏がこのテーマを語る予定だ。
実名で語るって、どれだけ勇気がいることか…respect 尊敬するわ。私も不妊治療中だけど、誰にも言えずにいる。
「自然に授かって当たり前」という圧力、無自覚にかけてる人、意外と多いんだよな…awareness 気づきが必要だと思う。
独身男性の声も取り上げてるって、普通のメディアじゃ絶対やらないよね。こういうdiversity 多様性こそ必要。
「ゆっくりでいい」って言葉が胸に刺さる。焦らされる社会の中で、pace ペースを守るのは難しいよ。
不育症の話、あまり知られてない。流産を繰り返す人の精神的負担、もっと理解されるべき。
「産めない」も「産まない」も同じように語られる社会になってほしい。なんで選択をjustify 正当化しないといけないの?